造園工事とは?
建設業許可において、『造園工事』は「整地、樹木の植栽、景石の据付等により庭園、公園、緑地等の苑地を築造し、道路、建築物の厘上等を緑化し、又は植生を復元する工事」とされています。
この『造園工事』の具体的な工事例としては、「植栽工事、地核工事、景石工事、地ごしらえ工事、公園設備工事、広場工事、回路工事、水宗工事、厘上等緑化工事」などが挙げられます。
『造園工事』は、個人宅の庭園の植栽や施工から、公園や広場の植栽や遊歩道の建設などの幅広い 工事が該当するのです。
また、「公園設備工事」には、花壇、噴水、その他の修景施設、休憩所その他の休養施設、遊戯施設、便益施設等の建設工事が含まれます。
昨今の大都市地域を中心とした都市のオープンスペースや緑空間の急速な減少傾向、また環境破壊 の問題があり、人の心を和ませ、生物学的機能や社会的機能を持つ自然や緑が人々に与える役割が 見直されてきています。
そして最近では「屋上等緑化工事」などの環境改善の努力が進められる中、『造園工事』は欠かせ ないものとなっているのです。
しかし、このような『造園工事』を請け負う場合、500万円以上の工事を施工するには建設業許可の取得が必要となります。
また、『造園工事』の建設業許可を取得することによって、公共工事の入札に参加することが可能となるのです。
公園や広場などの公共工事が多く含まれる『造園工事』では、建設業許可を取得するメリットが 大きくなりますので、是非とも取得しておきたいものです。
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