熱絶縁工事とは?
建設業許可において、『熱絶縁工事』は「工作物又は工作物の設備を熱絶縁する工事」とされています。
『熱絶縁工事』の具体的な工事例は、「冷暖房設備、冷凍冷蔵設備、動力設備又は燃料工業・化学 工業等の設備の熱絶縁工事」などが挙げられます。
つまり、熱エネルギーを効率的に無駄なく利用するために、ビルやマンションの冷暖房設備や給排水 設備、工場や発電所、化学プラントなどの機械や配管類に対し、目的に合わせた保温・保冷工事の ことを『熱絶縁工事』と言うのです。
もっとわかり易く言うと、工場やプラント内における様々な 機械やビルや病院などの空調、衛生設備に おける配管、ダクト、タンク等に断熱材と板金などの外装材で囲み、熱放散を防ぐ工事となっています。
そして、この保温・保冷工事で使用する下付け材の材料の種類は多種多様で、ロックウール保温材、 発砲プラスチック保温材などさまざまなのです。
おそらく『熱絶縁工事』というと、あまり聞きなれない工事かもしれません。しかし、ちょっと探してみると、実は意外に身近なところで『熱絶縁工事』が施工されていることに気付くかもしれません。
また、500万円以下の軽微な『熱絶縁工事』では建設業許可を取得せずに行うことは出来ますが、建設業許可を取得することによって、会社の信用力のアップや事業拡大につながるチャンスとなります。
この他にも建設業許可を取得するメリットは大変多くありますので、『熱絶縁工事』を行う際は、是非
建設業許可を取得しておきたいものです。