内装仕上工事とは?
建設業許可において、『内装仕上工事』は「木材、石膏ボード、吸音板、壁紙、畳、ビニール床タイル、力一ペット、ふすま等を用いて建築物の内装仕上げを行う工事」とされています。
『内装仕上げ工事』の具体例としては、「インテリア工事、壁張り工事、内装間仕切り工事、防音工事、リフォーム工事」などが挙げられます。
『内装仕上工事』における「家具工事」とは、建築物に家具を据付け又は家具の材料を現場にて加工 もしくは組み立てて据え付ける工事をいいます。
また、『内装仕上工事』における「防音工事」とは、建築物における通常の防音工事であり、ホール等の構造的に音響効果を目的とするような工事は含まれません。
そして「リフォーム工事」は幅広いので、規模が大きく柱や梁など木材の部分から工事をしたり、外壁 などの工事も伴ってくるのであれば、その工事は『大工工事』となってきます。
更に大規模で基礎の部分から改築するようであれば、建築一式の許可が必要になってくる場合も あります。
「リフォーム工事」では、管工事や電気工事などの専門工事も行う必要が出てくるケースも多いので、 工事全体の比率からみて、専門工事の方が大きくるなるような場合は各業種についての建設業許可を受けておくべきなのです。
建設業許可要件は厳しいものですが、建設業許可を受けることで社会的な信用があがるだけでなく、 銀行などの融資条件とされる場合も多い為、融資が受けやすくなる可能性があります。
営業をする上でも建設業の許可を取得していることは信用性をアピールする強みになりますので、 建設業の許可を取得して、さらなるビジネスチャンスを逃さないようにしたいものです。