管工事とは?
建設業許可において、『管工事』は、「冷暖房、空気調和、給排水、衛生等のための設備を設置し、 又は金属性等の管を使用して水、油、ガス、水蒸気等を送配するための設備を設置する工事とされて います。
しかし『管工事』も『水道施設工事』も上下水道の工事が含まれるため、区分がわかりにくくなっています。
この二つの工事の違いは、家屋その他の施設の敷地内の配管工事及び上水道等の配水小管を設置する工事が『管工事』となり、水道等の取水、浄水、配水等の施設及び下水処理場内の処理設備を築造、設置する工事が『水道施設工事』となるのです。
つまり、住宅を建設する際の冷暖房などの空調設備の工事やトイレなどの配管工事は、『管工事』に該当することになります。
比較的私たちの生活に近く、住宅の新築工事では欠かせない工事となっています。
しかし1件の請負代金が500万円未満の軽微な工事を請け負う場合は、建設業許可を受けなくても良いことになっていますが、実は建設業許可を受けるメリットは多大にあります。
例えば、発注条件に建設業許可取得を必要とするゼネコンも多くありますので、そうした会社からの受注機会が拡大するのです。
また、建設業許可を受けることで社会的な信用があがるだけでなく、銀行などの融資条件とされる場合も多い為、融資が受けやすくなる可能性があるのです。
建設業許可の要件は厳しいものですが、建設業許可を受けて業務拡大のチャンスを見逃さないようにしたいものです。
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